カナダでワーキングホリデーをしている方、する予定の方、カナダでは
『タックスリーターン(Tax Return)』
の申告しなければなりません。

このように思う人やどうやるかわからない方もいると思うので、今回はタックスリターンについてやり方を紹介します!!
カナダワーホリ タックスリターンの申請を自力でやる方法
タックスリターンとは?
タックスリターンとは確定申告のようなものです。
日本でも働いていると1年間の所得を計算し、納付すべき税を確定させるべく申告する手続き、確定申告がありますよね
日本では基本会社がやってくれていましたが、カナダでは自分で申告しなければなりません!自己申告制です!
給料から引かれた税金が多ければお金は戻ってきますし、少ないと支払わなければなりません。
すべての人ではないですが、家賃や学費なども戻ってくることもあります!
ワーホリの人は基本的にお金が返ってくるはずなので、やるべきです!というか、本当はやらないといけません。

このタクスリターンは2月の末から4月の末の間にやらないといけません
またタクスリターンを行うには、T4と呼ばれる書類を仕事先から受け取る必要があります。
T4は日本で言う源泉徴収書のようなものです。提出していない雇用主にはペナルティがあるので必ず渡してくれるはずです。
タックスリターンのやり方
タックスリターンは、自分でやる方法以外にも留学エージェントに頼んで代行でやってもらう方法もあります。
ただ代行してもらう場合は、会社にもよりますが手数料でだいたい70ドルとか払わなければなりません!
カナディアンの人たちは収入以外にも家の購入やら年金とか、子育てとかで複雑になっているかもしれませんが、ワーホリで1年滞在しただけなら、仕事先からの収入のみなのでそんなに難しくないと思います。



手数料の70ドルでを節約して、その分お土産とかおいしいものとか買いましょう!
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タックスリターンで使えるサイト
タックスリターンの申請では書類を提出する必要があるのですが、ネット上で作成・提出できます。
いくつかのサイトでタックスリターンの書類作成ができます。
僕はsimpletax(シンプルタクス)というサイトを使用したので、このサイトでやり方を紹介します!
もちろんこれらは無料です!
タクスリターンの申請方法
まず必要となる書類『T4』を用意しなければなりません。
これはどのくらい稼いだかなどが記載されている書類で、会社はこれを渡す義務があるので、仕事場の人に尋ねて受け取りましょう!
紙やメールでも受け取れます。
もし複数のお店や会社で働いていた場合T4もお店ごとに必要になってきます。

シンプルタクスのサイトからスタートします。まずは個人情報をいろいろ入力していきます。
・About you

初めに申請者の情報を登録します。
・Mailing Address

住所、郵便番号、電話番号 を入力します。
・About Your Residence

画像に記載した通りです!
最後の税金目的で移住したかどうかは、『No』を選びましょう!!
・You and Your Family

結婚や家族についてですね
・Misc

ほとんどのワーホリの方は同じ回答になるのではないでしょうか?
参考にしてください!
・Climate Action Incentive & Ontario Trillium Benefit

正直ここはよくわからなかったのですが、申告すれば気候変動対策インセンティブの支払いを受けれるようです。
Noを選んで問題なくタックスリターンできたので、Noで大丈夫です。
次のOntario Trillium Benefitは、家賃や光熱費などを収入に応じて、一部返還するというプログラムです。Ontario州独自のプログラムで申告できると思います。
めんどくさい手続きが増えそうなので、僕はやりませんでした。
・CRA My Account

CRAは、Canada Revenue Agencyの略で、カナダの税金に関するいろいろをやっているとこです。
アカウントへはこちらから! CRA公式サイト
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・Simple Tax Account
Simple tax のアカウントを登録するかどうかです。
登録すると入力したデータが保存されるので、もしページを閉じてもまた続きからできて便利なのでおすすめです!
T4の入力

Your Taxesの検索の所をクリックするといろいろ候補が出てきます。
ここでEmployment income - T4を選択してください。

すると、Employment Incomeという欄が出てきます。
ここにT4の情報を入力していきます。
↓↓T4です。

T4を見ながら入力していきましょう。
T4には項目の横に数字があるのでこの数字に対応させながら、『14の入力欄にはT4の14に書いてある数字』を入力していきます。
T4で空欄となっているところは、入力しなくても大丈夫です。
数字を間違えないように気を付けてください。
またT4が複数ある人は、『+Add another T4』のところをクリックすれば追加で入力できます。
Summary

ここではいくら返ってくるか、いくら払わないといけないかが表示されます。
僕は実際、これ以上の額が返ってきました。
Review

Suggestionsの欄は、他の税金の返還の資格がもしかしたらあるかもしれませんよってやつですね
Warningsは、前年にまだタックスリターンの申請をしてないものがあったら提出してくださいというものです。
下のほうは引っ越しして住所が変わってたら住所を変更してというものです。
口座の登録が出てくるかもしれません。
CRAの公式サイトでログインし、口座を登録しておくと小切手ではなく口座に振り込んでくれます。
Submit

最後にSubmitで提出したら完了です!!
念のため、Confirmation numberを控え、PDFも保存しておくといいもしれません。
申請完了、その後の流れ
申請が完了すると2週間程度で登録した住所に小切手が届きます。
この小切手をATMに持っていき、ATMで操作すればお金が返ってきます。
またCRAのアカウントに登録しておき、自分の口座も登録しておけば口座振り込みにすることもできます。
CRAのマイページでは、自分の返金額を確認することができます。
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注意点
・申請をする際は、T4を職場から貰ってこないといけません。
メールなどでPDF形式で送ってもらうこともできると思うので、職場の偉い人に聞いてみてください。
複数の職場で働いた人は、すべての職場からT4を集めなければなりません。
T4はだいたい2月中にはもらって、3月には申請するようにしましょう。
申請してからお金や小切手が届くまで時間がかかるので、早いに越したことはないです!

・家賃や交通費の申請は、対象外になりました。やろうとしたのですができなかったです。
お金受け取るためのカナダの口座について
お金の受け取りには、カナダの口座が必要です。
ワーホリでもしかしたら、2月には口座を閉めて帰国する方もいるかもしれません。
口座は、オンラインや電話でも閉めることができるかもしれないので銀行に聞いてみてください。
僕も2月に帰国予定だったので、口座どうしようと悩んいました。
僕がとった方法は、信頼できる日本人を僕のアカウントにログインできるようにし、帰国直前に銀行のカードを預けました。
僕が帰国して、タックスリターンの申請が完了してから、その友達に僕の代わりに銀行に行き口座を閉めてもらうように頼みました。
帰国前にカードを友達に預けたので、勝手にお金を使われる危険もあり、かなりリスキーでしたが、これで問題なくできました。
留学エージェントに頼むといろいろ手数料を取られるので、自分でやれてよかったと思います。
まとめ
半年くらいしか働いていなかったのですが、それでも約1000ドルも返ってきました。
自分が頑張って働いて稼いだお金なので、しっかり申請してお金を返してもらいましょう!!
僕のワーホリ体験談もよかったら読んでみてください!
カナダ・ワーホリ体験談!ワーキングホリデーのすべて!
