カナダ・トロントにワーキングホリデーをしたタカキさんにインタビューをしました!
トロントはカナダの東部にあり、カナダ最大の都市です。移民の多い都市でもあり、いろいろな国の人に出会えます。
ワーホリでも人気の都市トロントでどんなワーホリ生活をしたのか、聞いてみました!
目次
ワーキングホリデーをした理由は?

以前から海外のワークライフバランスに興味があり、アメリカのローカル企業にてインターンシップをすることが海外に行く第一目的でした。
そのため英語学習の手段としてカナダでワーキングホリデーをしました。
他には、
英語を学びながら、グローバルな交友関係を築きたい、
日本の常識が通用しない世界で異文化に触れあい多様性を身につける
ことがワーホリした理由です。
トロントを選んだ理由


アメリカにインターンシップするにあたり、地理的に近いことや日本で金融機関に勤めていたことからビジネスが盛んな場所で生活をしたいと考え、カナダ最大の金融都市であるトロントにしました。
NYC(ニューヨークシティー)に近いのも理由の一つです。

おすすめポイントはBay Stationの近くにある広場です。コーヒーをテイクアウトして広場でゆっくりしていました。
トロントの中でも比較的富裕層が多いエリアで、週末はカナディアンもたくさん集まっていました。
トロントは移民が多いので、いろいろな国の料理が楽しめます。
ただしムスリムの方、ビーガンやベジタリアンも多いので食事に行くときは前もって確認するのが無難です。
トロントと日本の違いは?

夏はそれなりに暑くなるが、日本と違いジメジメしていないので過ごしやすい点や白人が大半を占めていると思っていたが、有色人種の割合が高い点です。

ラッシュ時でも東京のように満員電車ではなく社内は東京と比べると空いていました。
日本でよくある残業や仕事後の上司との飲み会等はほとんどなく、家族との時間を大切にしていると感じました。
また多文化都市なので個性を受け入れてくれる場所だと感じました。
いろいろな人種や考えを持っている人が共存しているのでLGBTの人が生活をしにくいなど、画一的で閉鎖的な日本とは違うとも感じました。
また日本では年齢を気にしたり、年齢をもとにライフスタイルを決めていく風潮がありますが、海外では年齢を気にせず、自分のやりたいことにチャレンジする風潮がありました。
費用について

私の場合、カナダに行く前にドバイにて1か月語学留学していたので、出国前に150万円以上払いました。
また4週間で約2000カナダドルと授業料が高い大学付属の語学学校にも通ったので、ふつうのワーホリの方より初期費用は高いと思います。

現地では自炊をしていたので家賃を含めて月に10万円くらいには押さえていたと思います。
良い思い出について


交友関係を世界に広めることができました。
私は、ボランティア活動や現地で行われているESLカフェを通じて、世界中に友人ができました。
仲良くなって日本の印象を聞いたり、お互いの国について話し合うことでいろんなことを学ぶ機会となりました。
ポイント
教会や図書館などでは無料で英会話教室をやっていることがあります。
ネイティブの人がボランティアとして英会話を教えてくれるので、近くにないか探して参加してみてください!
他の国からの留学生も多く参加しているので、いろいろな国の友達を作るきっかけにもなります!
今では日本に興味のあるカナディアンとの連絡も私は英語、カナディアンの友人は日本語でやり取りができるように努めています。
そして間違った文章は指摘してほしいと伝えており、自然な会話ができるように努めています。
帰国後もSkypeなどで連絡を取っており、英語学習のモチベーション維持に繋がっています!
他にはトロントにMLBの球団があり、田中将大投手や大谷翔平選手に会えたことや、トロント日本映画祭のボランティアに参加したときに有名人に会えたことも思い出です。

ニューヨークの年越しカウントダウンに行ったり、ウォール街を散歩したことも良い思い出です。
トロントのスポーツチームについて
トロントのMLB(メジャーリーグベースボール)はブルージェイズという球団でカナダ唯一の球団です。
他にもNBAのバスケットボールチームにはラプターズ、アイスホッケーのメープルリーフスがありトロントの人たちに愛されています。

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辛かったことについて

ネイティブの話す英語のスピードが速すぎて聞き取ることに苦労しました。
また移民が多い都市でもあるのでいろんな国の人と友達になりましたが、国籍がちがうと英語の発音もだいぶ違ってくるので、他国の方が話している英語を理解するのが大変でした。
個人的な意見ですが、韓国人の発音は聞き取りやすかったです。
韓国の友人も日本人の発音は聞き取りやすいけど、南米の人の発音は難しいと話していました。
親しいカナディアンの友人にコテージに連れて行ってもらった際に、普段しない内容の会話をしようとしたものの、語彙力がなくて会話についていけず悔しい思いもしました。


英語以外では、東京よりもランチ代が高く、HST(日本でいう消費税)が13%、かつチップもあるのでランチに行くだけでもけっこうお金がかかります。
またNBAの試合で八村塁選手を見る予定だったのに怪我のため、見れなかったことが辛かったです。
語学学校について


3か月間Questという中規模の語学学校に行き、その後1か月間だけトロント大学付属の語学学校に行きました。
4月や8月はどの学校も日本人が多いので、できるならその期間は避けるのが無難です。
ワーホリでの仕事について

ローカルの印刷会社で仕事をしました。
仕事の内容はデリバリー業務で書類をクライアント先に届けておりました。これまでの学校での生活と違い、ビジネスで英語を使うため、相手の英語が早すぎて苦労しました。
ただ、ローカル企業ではあるものの日本人の比率が高く日本語を話す機会もたくさんあったのが欠点でした。
旅行


夏にハワイ、年末年始にニューヨークのカウントダウン、冬にバンフに行きました。
私の友達はメキシコやキューバ、ヨーロッパなど日本からだと時間がかかる場所にも気軽に行っていた気がします。
留学前にやっておくといいこと

英語学習と貯金ですね
最初から英語ができるとできないとでは現地での生活環境はかなり違ってきます。英語ができる人は現地でもすぐに日本人以外の友達を作れるため、英語を使う頻度が増えます。
逆に話せない人は日本人の友達と一緒にいる可能性が高くなり、日本語を話す機会もおのずと増えます。

ワーホリの方であまり生活資金を蓄えていない状態で現地に到着する人がたまにいますが、現地に着いても語学力がない方は結局ジャパレスのキッチンにて働くことになり語学力の向上が期待できません。
語学力向上をワーホリの目的とするならば数か月は仕事をしなくても生活できるくらいの資金が必要です。
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これからワーホリに行く人へアドバイス!

海外にてやりたいこと、実現したい明確な目標などがあるのであれば、行くべきだと思います。
また日本の常識が通用しない世界でもあるので、海外生活を通じて視野が広がると思います。
ただ多くの日本人が英語を話せるようになりたいと考え海外に来ていますが、実際は思い描いていたほどスキルアップせず苦労している方が私を含めたくさんいます。
明確な目標や信念がある人ほど簡単には挫折しないと思うので、そのような人にはおすすめします!
さいごに

今回インタビューに回答してくれたのは、『カナダ・トロント』にワーキングホリデーをしたタカキさんでした。ありがとうございました。
タカキさんの留学は以下のような流れだったようです。
留学の流れ
語学学校
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学校で勉強したことの復習、ハワイ旅行、仕事探し
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ローカルの印刷会社にて仕事
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仕事を辞めて、難民や移民の方向けに行われている授業に参加しながらスピーキンングに特化した語学学校に通う。この間にニューヨークやバンフ、モントリオールにも旅行。
僕もトロントにワーホリしていろいろな経験ができました。
ワーホリや留学を考えている人はぜひ参考にしてみてください!