人生で一度は海外での生活を体験してみたいと思ったことはありませんか?
留学は、金銭面や安全面、生活のことなどいろいろ不安があると思います。ワーホリになると、さらにお仕事のことなど不安なことも増えます。
1つの国で1度しかできないワーキングホリデー、有意義なものにしたいですよね

現地での生活や仕事などの情報がわかるので参考にしてください!
目次
カナダ ・トロント留学体験談|経験者のワーキングホリデー
トロントを選んだ理由
大学3年生の終わりの春休み、大学を休学してワーキングホリデーに行きました。
もともと海外旅行が好きで留学には憧れがありました。
人生でも貴重な経験だし、社会人になると行くことは難しい、また英語ができるや留学経験があると就職にも有利と思い、活する前に思い切っていくことにしました。
カナダ、トロントを選んだ理由

トロントを選んだ理由いくつかあります。
ワーキングホリデーのビザが取れて、まだ行ったことがない都市で探しました。カナダにはまだ行ったことがなかったのと、ワーホリビザも取りやすいのが理由です。
もう一つは、ニューヨークに行きたかったからです。
留学に行ったら近くの都市に旅行に行くのはよくあることだと思います。なので、ニューヨークに行きたくてトロントにしました。
親からの条件として、治安のいいところというのがありましたが、トロントは治安も比較的良く住みやすい都市とあったのでトロントに決めました。
留学エージェントの利用
手続きに関してやワーホリのことはわからないことだらけでした。しかしお金をかけたくないという思いもあり、手数料無料の小さい留学エージェント会社を選択しました。
エージェントには以下のことを手伝ってもらいました。
- 語学学校の手続き
- ホームステイの手続き
- 空港からホームステイ先へ送迎
- ワーホリの1年の計画の相談
- ビザ申請のやり方を教えてもらう
僕は最初の4か月語学学校に通い、その後はずっと働いていました。学校は4か月は長いかもしれません。
手数料無料なので何から何までやってもらうわけではありませんでした。航空券や海外保険は自分でやりました。
周りに頼れる人がいない人は特に留学エージェント会社を使うことをお勧めします!
しかし、海外保険の加入や航空券の購入、ビザ申請は自分でもできるので、自分でやることで費用を抑えられます

ワーホリ生活
海外での携帯
海外で働くとなると電話番号が必要になります。
僕は事前にAmazonでSIMカードを購入し、カナダについてすぐ使えるようにしておきました。
Koodeという会社で、月5Gで46ドルくらいでした。WIFIは充実しているので、月5Gあれば十分でした。
他にも、トロントには「けーたいや」という日本人スタッフのいる携帯ショップもあります。着いてから携帯の契約をすることも可能ですが、着いてすぐ携帯を使いたい場合は、SIMカードを事前に購入しておくのがおすすめです。

初めのころはWiFiを探しながらの移動になると土地勘もないので大変です。
ホームステイ→→シェアハウス

ワーホリの人のほとんどはシェアハウスに住みます。初めの数か月語学学校に通う人は、1~3か月程度、ホームステイして、その後シェアハウスに引っ越す人が多いです。
ホームステイは、フィリピンの家庭にステイすることが多いと思います。僕もですが、周りの友達もフィリピン人の家にホームステイしている人が多かったです。
カナダは移民の国なのでカナディアンの家庭にホームステイするのは運が良くないと難しいかもしれません。

カナダにはシェアハウスを見つけるためのサイトがいくつかあり、有名なのはEmapleとcraigslistです。
僕がいたシェアハウスは、6人住んでいて日本人3人、インド人、ブルガリア人、フランス人で、オーナーはポルトガル人でした。
途中でインド人以外は引っ越してしまい、オーナーが日本人好きだったこともあって、その後は日本人5人とインド人でした。
英語環境にしたかったので、日本人が多かったのは少し残念でしたが、外ではずっと外国人といたので家には日本人もいて過ごしやすかったです。
ですが、せっかく留学に来ているので外国人とも交流できるシェアハウスを見つけるのがおすすめです。
家賃は500から700ドルくらいが相場かと思います。

語学学校

最初の4か月は『ilsc』という語学学校に通っていました。2,3か月間でよかったかなって今は思います。
学校で割合多いのは、日本人、韓国人、台湾人、ブラジル人、トルコ人でした。
しかし、いろいろな国の友達を作ることができ行ってよかったと思います。
放課後のアクティビティなど楽しいことも多かったです。
バスケやサッカーなどのスポーツやトロント観光、ボードゲームを放課後にやりました。
ワーホリで仕事を始めるとなかなか友達ができません。
寂しく感じることもあります。語学学校に通っているうちにたくさん観光したりして、楽しんでおきました。

またilscでは文化を通して英語を学ぶ授業もあり、楽しく実践的に英語が学べます。
友達作り

ワーホリで仕事を始めるとなかなか友達ができません。
むしろ語学学校の時の友達がどんどん帰国していくので減っていきます。
仕事先の従業員の人たちとは会話をするものの休みだから遊びに行こうとまではなりませんでした。
そこで利用したのがMeetupというアプリです。
このアプリは『グループを作って好きなことを一緒にやろう!』ということができます。
このアプリでボードゲームをやっているグループに参加し、ネイティブの人たちに混じってボードゲームをしました。
最初は英語が聞き取れず大変でしたが、何回も参加しているうちに仲良くなれました。
帰国する前にはお別れ会もやってくれました!

ワーホリでの仕事探し
仕事探しは一番大変でした。仕事探しは、履歴書を直接お店に持って行って、雇ってくださいと言っていろんなお店を周ります。
日本食など日本のお店ならすぐ見つけることができます。
僕も初めは日本のラーメン屋で働きました。
しかし、日本語環境でワーホリをした意味を感じられず2週間で辞めました。
日本のお店では、海外にいながら日本にいるような感覚で英語を使う機会も少なく、吸収できるものが少ないです。
ローカルのお店で働きたく、履歴書を配り続けましたが、なかなか返事をもらえず、1か月弱くらいして仕事に就くことができました。
ローカルのお店で働きたい場合は、見つけるのはとても大変ですが、働けたら英語だけでなく文化なども体験でき貴重な経験ができます。

ワーホリでの仕事&1日のスケジュール

イタリアレストランでフロントスタッフ、サポートポジションで働きました。日本人は他にいなかったです。トロントの大学生からかなり年上の人まで色々いました。
もちろん仕事の指示や連絡はすべて英語で、サポートの仕事はサーバーのお手伝いでした。最初はメモや資料を読んで仕事や仕事で使う英語を覚えました。

英語が完璧じゃないので迷惑をたくさんかけてしまいましたが、優しくしてくれてほんとに貴重な経験ができたと思います。
労働条件はかなり良く、時給14ドルでそれに加えてチップをもらえました。チップは平均1時間9~10ドルくらいで、まかないも朝夜食べれました。
仕事をしていた時のある1日のスケジュールを紹介します。
ランチタイムの場合
8:00 起床
9:00 出勤
9:30 仕事開始(開店準備)
10:15 朝ご飯(賄い)
10:30 開店
15:00 仕事終了
18:00 英語学習のためのイベントに参加
20:00 夕食
21:00 帰宅&シャワー
22:00 自由時間
25:00 就寝
ディナータイムの場合
9:30 起床
11:00 言語交換のイベントに参加(英語の学習)
13:00 終了
13:30 仕事まで勉強や買い物
18:00 仕事開始
22:00 夕飯(賄い)
23:00 閉店&片づけ開始
24:00 仕事終了
24:30 帰宅 &シャワー
25:00 就寝
週4日くらい働いていました。休みの日は、語学学校の友達と遊びに行ったり、無料英会話のイベントなどを探して参加することが多かったです。
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ワーキングホリデーのメリット

僕が実際にワーホリをしてよかったなと思ったことを紹介します。
生の英語に触れられる
現地の人と一緒に働き、お客さんもほとんど現地の人という環境で本物の英語に触れられたと思います。
従業員も現地の大学生が多く学校では習わないような英語もたくさん知ることができました。
仕事なので丁寧な英語(Would you~やCould you~)などの使い方も学び、実践する場にできました。
語学学校だと現地の人と英語で交流する機会は少ないので、ワーキングホリデーのメリットであり、よかったと思う点です。
ワーホリ中に旅行を楽しめる
ワーホリでは収入があるので旅行もしやすいかと思います。トロントからいろいろなところに旅行に行くワーホリの人もたくさんいました。
次はトロントからのおすすめの旅行先です。
国内のおすすめ旅行先
- モントリオール
- ケベックシティー
- オタワ
- ナイアガラの滝
- イエローナイフ
- バンフ
国外のおすすめ旅行先
- ニューヨーク
- ボストン
- ヨーロッパ各国
- アイスランド
ワーホリでは仕事だけではなく旅行にも行きやすいので楽しみが多いですね。
ぼくは、仕事を始めてから月に1回程度旅行に行っていました。
カナダからはアメリカのいろいろな州にいったり、オーロラを見に行ったり、ヨーロッパに行く人が多いです。

ニューヨークはとてもエキサイティングな街で楽しかったです。
カナダの東部はフランスの文化が強くヨーロッパ風のおしゃれな街並みでした
いろいろな文化や人との出会い
カナダは移民が多い国なので、いろいろな国の人と出会うことができ様々な文化を体験できます。
教会で行われている英会話のイベントに参加したり、Meetupというアプリを使っていろいろなイベントに参加したりしました。
いろいろな国からきている人と出会うことができ友達も増え、お互いの国の話をして文化も知ることができます。

先ほども記述しましたが、Meetupというアプリでボードゲームのイベントにネイティブの人と混じって参加して、楽しく英語の勉強をしました。
現地の友達もでき、ごはんに行ったりよく遊んでもらいました。
探してみると、EnglishClassとかEnglish conversation cafeなどいろいろありますよ!
日本では経験できないことをたくさん経験できます。
ワーキングホリデーで大変だったこと
楽しいことだけではなく、大変なこともたくさんあったので紹介します。
ロストラッゲージ
トロントには、ボストンを経由していったのですが着いたときに自分のキャリーケースが出てきませんでした。
着いてすぐで英語は全くダメだったのですが必死に空港のスタッフに説明し、4日後に家まで届けられました。
到着したときは4月の頭、たまに雪が降るくらい寒く、キャリーケースに冬服を入れていたので届くまではとても寒かったです。
もし荷物が届かない、ロストラッゲージにあった場合、留学エージェント会社を利用していた場合は相談してみましょう!
空港のスタッフには落ち着いて特徴を説明してください!
シールを張っておいたり、自分のキャリーケースの写真を撮っておくといいですよ!

仕事が見つからない
先ほども記述したのですが、仕事探しには時間がかかりました。
14時まで学校に行き、その後はお店を周り履歴書を配る、この生活が1か月近く続きました。
みんなが放課後遊んでいる話を聞くと、自分は遊べない上に、仕事も全然見つかりそうにない状況でつらかったです。
孤独感、寂しい
仕事を始めてしまうと、語学学校にいたときに比べてなかなか友達ができません。
それに加え、語学学校で友達になった人達がどんどん自分の国へ帰っていき、友達が減ってしまいます。
もし、仕事の環境が合わなかったら、かなり寂しい思いをしてしまうと思うので学校以外でも友達を作っておきましょう!
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注意しておきたいこと
ワーホリをするのもメリットだけではないです。しっかりと準備をしておく必要があります。
仕事探しは早いうちから根気よく
前にも記述しましたが、ローカルのお店で働きたい場合、仕事を見つけるのに時間がかかります。
運よく早く見つかる可能性もありますが、時間がかかるものだと思って早いうちから探すようにしましょう。
また探している間は、収入がないので日本で事前にお金をためておくと安心です。仕事によってはチップももらえるのでお金は溜まりやすいです。
スマートサーブの取得
カナダのオンタリオ州でレストランやバーなど、アルコール飲料を扱う仕事をする場合はスマートサーブという資格を取る必要があります。
これは、お酒を提供する人、バーテンダーだけではなく、サーバーも必要です。
仕事探しをする前に取っておくのがおすすめです。
オンタリオ州ではお酒の法律がかなり厳しく、建物の外でお酒を飲むことが禁止されていたりします。

タックスリターンを忘れずに
タックスリターンは、日本の確定申告のようなもので、カナダで働いた場合は自分でやらなければいけません。
タックスリターンはエージェント会社に代行してもらうことができますが、手数料がかかってしまいます。
基本的にワーホリの場合はお金が返ってきます!

自分でもできるのでこちらの記事を参考にしてみてください。
英語の勉強は留学前から始めておく
英語の学習は留学することを決めたらすぐ始めたほうがいいです。
僕は事前にあまり勉強しなかったので、英語を思い出すところからのスタートで時間を少し無駄にしてしまいました。
英語がある程度できると友達もできやすくなるし、仕事も見つけやすいです。
英語にしばらく触れていなかった人は、基本を思い出すところから、日ごろからやっている人は英会話の学習をしておくのがおすすめです!

トロントの危険地帯
トロントは治安もよく安全な都市ですが、その中でも治安が良くない地域があります。
- Jane×Finch
- Sherbourne×Bloor
こういったエリアは家賃も安くなっている傾向があります。気を付けてください。
他の国でも安全なところだとしても、その中でも悪い人が集まりやすいエリアはあると思うので事前にチェックしておきましょう。
まとめ

ワーホリをしたことで英語だけではなく、文化や新しい価値観などを知ることができました。
海外での生活は大変なこともありますが、慣れることは大切です。
ワーホリは各国1回づつしか行けません。新しいことに挑戦してみたい人、ワーホリをすることで新しい自分を見つけられたり、人生観を変えることができますよ!